チェーザレ(11) 外国が舞台の歴史漫画
今でいうイタリア、って国は
当時(15世紀)には存在してません
日本の戦国時代見たいなもので、ナポリ王国とかいろいろ群雄割拠してます
そんな時代にイタリアを一つにまとめ、いずれは世界に出たいと願った
イケメンで天才のチェーザレ君が主役の物語です
チェーザレ(1) チェーザレ(2) チェーザレ(3)
チェーザレ(4) チェーザレ(5) チェーザレ(6)
チェーザレ(7) チェーザレ(8) チェーザレ(9)
チェーザレ(10)
チェーザレ(11)
チェーザレ(11) あらすじ
枢機卿に就任したジョヴァンニは、ローマに入城。
教皇インノケンティウス8世に拝謁するともに、
次期教皇を狙うロドリーゴ・ボルジアをはじめとするボルジア派の枢機卿とも親しくする機会を得た。
だが順調に思われたローマでの日々に父、ロレンツォの訃報がもたらされる。
狼狽し悲嘆にくれるジョヴァンニ。
一方ロレンツォの弔問に訪れたチェーザレに
メディチ家の新当主、ピエロは三国同盟解消の意向を語るのだった。
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チェーザレ(11) ネタバレ注意
ひっさしぶりの11巻です
10巻で終わりかと思ってました(><)
11巻がでて 過去のを全部読み返したのですが
やっぱり、難しいわ・・
惣領冬実さんの絵が美しい(チェーザレ他、メンバーがイケメン)から
さくさく読み進みますが
これをしっかり読み解くと
当時の複雑なイタリアの勢力図が入るはず
なんですけどね・・
イタリアをまとめて国力を充実させ
世界をまとめたい、って考えたチェーザレ
その権力の足場が
王家の血筋、とかじゃなくて
成りあがった教皇家のボルジア家、ってとこが
最大のネックでしたね
父親の死で、一気に崩壊してしまう権力
でも
チェーザレの娘の血統は、今現代にも続いています。
それって、すごいことですね
先祖がえりで
チェーザレにそっくりのイケメンが生まれたりして(^^)
メディッチ家も
無事枢機卿を生むことができました
ジョバンニくんは、末は教皇になります
すばらしい。
でもって11巻
アンジェロ君は、ジョバンニのお供でローマへ
チェーザレの父さまのロドリーゴに拝謁しまして
その時に、おお、チェーザレを助けた子か、今後頼りにして良いぞ、なんてお言葉をもらっちゃいます
チェーザレの美貌の妹のルクレッツア
まだ髪も上げない少女ですが、
しっかりチェーザレの資質(頭がよくて、やられたらやり返す)を引き継いでます。
でも、ジョバンニ君の父上のロレンツォが亡くなります
巨大な指導者を亡くして、イタリア半島は混とんとし始めます
さらに、ロレンツォの弔問に訪れたチェーザレに
メディチ家の新当主、ピエロは三国同盟解消の意向を語ります。
ローマ教皇も病で危篤となり
次の教皇選挙=コンクラーベ、が始まります
次の教皇となるものは誰か?!
チェーザレは、次期教皇に父・ロドリーギを推すために活動を始めます
ってとこで次巻へ
一年に一度の刊行だから
次巻は2016年ですかね〜(^^;)
連載は週刊モーニングですが、不定期連載なんですよね〜