王国の子(7) 外国が舞台の歴史漫画で、おもしろかった漫画
英国の歴史のパラレルワールドです。
エリザベス一世が即位するまでの英国史って
ほんとにどろどろで
ヘタなドラマより面白いんですが
それを、影武者、っていう日本の武将にあった制度を持ちこんで
まぜまぜして、できた漫画がこれです
発想がとってもすごい!
そして展開が面白い!!
王国の子(1)
王国の子(2)
王国の子(3)
王国の子(4)
王国の子(5)
王国の子(6)
王国の子(7) [ びっけ ]
王国の子(7) あらすじ
エリザベスの身代わりに死の塔へ幽閉される事になったロバート。
処刑の時が一刻と迫る中、エリザベスの無実を訴えるため名乗りを上げたジェイン!
民衆が固唾を飲んで見守る中、事態は意外な方向へ向かう。
エリザベスのそしてゼントレンの命運やいかに?
王国の子(7) ネタバレ注意
ゼントレン国の王宮には、第1〜3位の王位継承権を持つ者に、影武者がいます。
この発想がすごい!
エリザベスの影武者ロバートからの視点があって
英国王族暗黒史が描かれていきます
3巻で、エドワード王が亡くなります
そして、弟の闘病生活のためにエリザベスの影武者になったロバート。彼の弟が病死します。
これで、影武者を続ける必要はなくなりますが、ロバートは、エリザベスの影武者役にとどまります
自分を必要としてくれる人の側にいたいから・・
エリザベスの弟のエドワード王が亡くなると
今度へエリザベスの姉のメアリーが女王として即位しますが
カトリックのメアリーは、プロテスタントのエリザベスが目障りです
もちろん、エリザベスの母親のアンが、メアリーの母を失意の中で死なせた、って怨みもあります
そんな中で
エリザベスを抹殺するために、反乱分子としてトマスワイアットを処刑し
彼と共謀していたエリザベスも殺すためにロンドン塔へ
でも、ロンドン塔に行ったのはロバートでした
もし処刑となったら、エリザベスを逃がすつもりです
現在イギリスの王位継承者(王族)はエリザベスだけで
彼女を殺すと王位を継ぐ者を外から(スコットランドとかフランスとか)から持ってこないとならない
貴族などでは、メアリーに子供がいない今、それを不安視するものもいるので
エリザベスを処刑するには大きな理由がいるわけです
でもって、ワイアットは処刑される前に民衆に
エリザベスは関係ない、って言うし
殺されたはずのジェインが出てきて、共謀したのは私です、って嘘いってエリザベスを庇うし
エリザベスに化けたロバートが毅然としてるのも、民衆を味方にして
エリザベスは無事にロンドン塔から田舎屋敷に解放されます
さて、メアリ女王は、現在スペインの王子さまと結婚が決まってます
30代の女王と、美形で有名な若い王子
この結婚はどう展開するのか・・
英国史を知っていると結末はわかってるんですが
この漫画ではどう調理されるか、とっても楽しみです(^^)
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